ゴールデンカムイ(第4期)のオープニングテーマがカッコいい!

最近、多国籍バンドALIが歌うゴールデンカムイ(第4期)のオープニングテーマ「NEVER SAY GOODBYE feat. Mummy-D」がカッコ良くて、ハマっています。

どうですか? なんか、めっちゃ、カッコ良くないですか!?
ちなみに、NEVER SAY GOODBYE feat. Mummy-Dの元歌は以下です。

ゴールデンカムイは個性的なキャラ揃いでとにかく面白いです。しかもアイヌ文化の細かな描写が素晴らしく、とても勉強になります。これまでアイヌというと、悲惨な歴史にフォーカスが当たりがちでしたが、ゴールデンカムイではアイヌ文化が、とても素晴らしくカッコよく感じます。これって、アイヌ文化や日本の歴史を多くの人に知ってもらったり、学んでもらう上で大事な要素なんじゃないかと思います。実際、ゴールデンカムイの影響でアイヌに興味を持った人は多いのではないかと思いますし、検索すると、アイヌの専門家もゴールデンカムイを高く評価しているようです。

学習教材としてのゴールデンカムイ

以前、高校に勤務した時に、図書館から漫画が撤去されてしまう事がありました。ゴールデンカムイもその時に図書館から消えてしまうことになり、とても残念に思いました。ゴールデンカムイは様々な角度から教材として使える漫画だと思っていたからです。
ChatGPTにゴールデンカムイを教材として使うカリキュラムを作ってくれとお願いしたところ、以下の回答をしてくれました。

「ゴールデンカムイ」を学校教材として使用する案は、学生に日本の歴史や文化について深く学ぶ機会を提供するとともに、エンターテインメント要素を通じて学習意欲を高める効果的な方法です。以下に具体的な提案をまとめます。

  1. 教材としての価値
    歴史的背景
    「ゴールデンカムイ」は、明治時代末期の北海道や樺太を舞台にした物語です。日露戦争後の日本やアイヌ文化が詳細に描かれており、日本史の理解を深めることができます。特に、明治時代の社会背景や日本の近代化、アイヌ民族の歴史と文化に触れる機会を提供します。

    多様なテーマ
    物語には、冒険、サバイバル、友情、戦争の悲惨さなど多岐にわたるテーマが含まれています。これにより、生徒たちはさまざまな視点から物事を考える力を養うことができます。

    文化的要素
    アイヌの文化や言語、食文化、伝統などが詳細に描写されています。これにより、生徒は日本国内における多文化理解を深め、異文化への尊重を学ぶことができます。
  2. 使用方法
    歴史の授業での使用
    「ゴールデンカムイ」の特定のエピソードやシーンを取り上げ、明治時代の日本やアイヌ文化についてディスカッションを行います。関連する歴史的事実を調査し、漫画と史実の比較を通じて歴史の理解を深めることができます。

    国語の授業での使用
    キャラクターのセリフや描写を分析し、文学的な要素や物語の構成について学ぶことができます。また、アイヌ語の使用例を通じて言語学的な視点から言語の多様性について考察することもできます。

    社会の授業での使用
    アイヌ民族の文化や権利、差別の歴史について学ぶ際に、「ゴールデンカムイ」を参考資料として用います。現代社会における少数民族の位置づけや文化の継承についてのディスカッションを促進することができます。
  3. 期待される効果
    興味と関心の向上
    エンターテインメント性の高い漫画を教材として使用することで、生徒の学習意欲が向上します。生徒が自発的に歴史や文化について調べるきっかけを作り出すことが期待されます。

    多角的な視点の習得
    「ゴールデンカムイ」は、登場人物たちが直面するさまざまな問題を通じて、異なる視点や価値観を理解する機会を提供します。これにより、生徒たちは多角的な思考力を養うことができます。

    文化理解の深化
    アイヌ文化に対する理解を深めると同時に、日本の多様性を学ぶ良い機会となります。これにより、生徒たちは自国の歴史や文化に対して誇りを持ち、他者の文化にも寛容になることが期待されます。
  4. 注意点
    暴力描写や成人向け内容の扱い
    「ゴールデンカムイ」には暴力的な描写や成人向けの内容が含まれているため、授業で使用する際には適切なエピソードの選定が必要です。また、事前に保護者への説明や許可を得ることも重要です。

    史実との違いの説明
    漫画と史実との違いについて明確に説明することが必要です。生徒が誤った情報を受け取らないよう、教員が適切に補足説明を行うことが求められます。
  5. 実施計画
    1学期目: 歴史と社会の授業で「ゴールデンカムイ」を使用し、明治時代やアイヌ文化について学びます。
    2学期目: 国語の授業で文学的な要素や言語の多様性を分析します。
    3学期目: これまで学んだ内容をもとに、生徒たちによるプレゼンテーションやディスカッションを実施し、学びを深めます。

結論
「ゴールデンカムイ」を学校教材として活用することで、生徒たちの歴史や文化に対する理解を深めるとともに、学習意欲の向上が期待されます。適切なエピソードの選定と補足説明を行うことで、効果的な教育ツールとして活用できるでしょう。

う~ん、素晴らしい! ChatGPTは凄いです。当時、私がゴールデンカムイを教材として使いたいと考えた内容が全て含まれています。そしてChatGPTが冒頭に書いている「エンターテインメント要素を通じて学習意欲を高める効果的な方法」ってのは、とても重要な要素だと思います。面白い!とか、カッコいい!すごい!マジか!っていったような小さな感動は学ぶための原動力です。これがあると、自然と学び、知識も定着しやすいのです。そういう意味で、面白く、アイヌ文化がカッコよく感じられるゴールデンカムイは、学習教材としてもすぐれていると思うのです。

純文学が正義?

上で高校に勤務した時に、図書館から漫画が撤去されたという話を書きましたが、漫画の代りに純文学を揃えろという指示がありました。そうして揃えた純文学の中で谷崎潤一郎の「痴人の愛」が学習教材として使われていたことを憶えています。「痴人の愛」は確かに表現技法が素晴らしく、深い心理描写を通して、愛と執着、欲望と自己犠牲、支配と服従といったテーマを表現している作品です。また西洋文化と日本文化の間で揺れ動く当時の日本人のアイデンティティの葛藤も表現した素晴らしい作品だとは思います。でも「痴人の愛」は性的倒錯者の話ですから、性的倒錯者の話を深堀するよりはゴールデンカムイを深堀した方が、高校生としては精神衛生上も健康的だし、内容的にも幅広く学べることがあるのではないかと思ったことを憶えています。それに、なによりゴールデンカムイの方が生徒の学習意欲が上がるのではないかと思ったのです。

純文学を揃える事や「痴人の愛」を学習教材として使う事をダメと言っているわけではなく、おそらく「痴人の愛」の中身もゴールデンカムイの中身も知らない人間が、単純に純文学は正義で漫画は悪っていう感覚で、図書館から漫画を撤去し、純文学を揃えろと言っていることに、「ダメだ、こりゃ」と思ったのです。

調べる ⇒ 理解する ⇒ 考える ⇒ 判断する

特に組織の中では、よく知ろうともせずに、自分の勝手なイメージもしくは保身から、そのまま判断するということが、割と多く行われているのではないかと思います。ですからshin MICでは講座を通して、調べ、それを理解し、自ら考え判断するという意識というか癖を育みたいと考えています。

お気軽にお問い合わせください!(^^)

当たり前を深堀すれば新たな世界が開けます!

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shinmic
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松本市で活動しているフリーランスの2人組です。
地域に根差したハートフルな対応を心がけています!