Bitcoinが今後大きく上昇する理由をあらためて書きます！

44,000ドルまで急騰したBitcoinですが、まだ上昇圧力を保ったままのように見えます。既にバブル相場という様相になってきました。44,000～48,000ドル辺りから一度調整してくるのではないかと思って見てますが、年内に50,000ドルまで到達しても何らおかしくない状況です。

Web3・トレーディング講座に参加されている方にとっては既に当たり前の内容ではありますが、あらためて今後Bitcoinが大きく上昇する理由を書いてみたいと思います。

１．2024年4月の半減期

ビットコインの半減期（Halving）は、ビットコインのブロック報酬が半分になるイベントを指します。ビットコインはブロックチェーンと呼ばれる分散型台帳技術を基盤にしており、新しいビットコインはブロック報酬としてマイナー（ブロックを生成するコンピュータの運営者）に与えられます。

ビットコインの半減期は、ブロック報酬が約4年ごとに半分になるように設定されています。具体的には、初めてビットコインが採掘された2009年から数えて、最初の4年は50 BTCだったブロック報酬が、2012年に初めて半減し、25 BTCになりました。その後、2016年には再び半減し、12.5 BTCとなりました。最近では、2016年の半減期から4年後の2020年に、ブロック報酬は6.25 BTCに半減しました。

半減期の主な目的は、ビットコインの供給を制限し、総供給量が約2100万BTCに達するまでに時間をかけることです。これにより、ビットコインのインフレーション率が徐々に低下し、最終的には新しいビットコインの発行が停止することが期待されています。この特性は、ビットコインをデジタルな貴金属やデジタルな資産として位置づけ、流通量を管理する上で重要な要素となっています。

半減期後は、ビットコインの希少性が増すので、毎回、価格の上昇が起こっています。例えば、第2回半減期から１年5か月後には価格は30倍に、第3回半減期から1年4ヶ月後にはビットコイン価格は8.4～8.5倍になっています。今回の半減期は2024年4月ですから、もうまもなくです。今回もこれまでのように半減期後に大きく価格が上昇することが予想されます。

２．米国の金融政策が歴史的な利上げ局面から利下げ局面に向かっていること

米国はコロナ禍でばら撒いたお金によって生じた高インフレに対し、それを抑えるために2022年3月16日のFOMC（連邦公開市場委員会）によってゼロ金利政策が解除され、フェデラル・ファンド金利の誘導目標を0.25％引き上げて年0.25～0.5％としました。それ以降、歴史的な急激な利上げが行われてきました。利上げ局面ではリスク資産と見なされるビットコインは基本的には価格が下がっていきます。実際に60,000ドル台から15,000ドル台へ下落する過程では米国の利上げは潜在的な下げ圧力となっていたと考えられます。

現在、米国のインフレは落ち着きを見せ始め、来年からは利下げ局面に入ることを臭わせる発言がFRB関係者からも出始めています。このことは、ビットコインの潜在的な上昇圧力になると考えられます。

３．米国でのビットコイン現物ETFの承認が近づいていること

現在、米国でのビットコイン現物ETF対してSEC（証券取引委員会）の承認が確実視されており、承認されるのか？ではなく、いつ？という段階に入っています。承認時期の一つの大きな候補として年明け2024年1月5日～10日が挙げられます。このビットコイン現物ETFの承認期待から、現在、ビットコインの価格が上昇しています。
過去、金（ゴールド）のETFが2004年11月に承認された後、金価格は大きく上昇しています。ビットコインも金と同じように、現物ETF承認後は、大きく価格が上昇することが予想されています。

上記の3つは今後ビットコインの価格が上昇するであろう大きな理由ですが、それ以外にも、現在ビットコインが資金の逃避先に選ばれ始めている事や、メルカリなどでも分かるように一般への普及等、上昇要因となるものが幾つも存在しています。

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