shin MICは形骸化に対抗します!
今年も残すところあと僅かになってきましたが、shin MICでは30日まで毎日講座を行っています。
shin MICは今年で3年目になりますが、ようやく教室としての形が出来てきたような気がします。今年は講座への参加者も増えましたし、Web3・トレーディング講座では億り人を輩出する事も出来、shin MICのスタート以来、初めて、一定の成果を得られた年になりました。
私はshin MICを始める前に、4年間、とある高校に勤務し、そこで国際バカロレアの導入と運営に携わりました。国際バカロレアの教育理念や教育方法には素晴らしいものがあります。私自身の経験からも、学ぶとは、こうあるべき!と感じさせられるものがありました。しかし私が勤務した学校では、国際バカロレアの理念を謳い、宣伝を行いながら、その本質からは大きくかけ離れていきました。学校である以上、国際バカロレア資格の合格であったり大学合格であったりと成果を求められますから、国際バカロレアの本質的な理念よりも成果にフォーカスが当てられます。また、その時々で学校側の都合があります。そんな中でやがて理念は形骸化していきます。
そもそも、組織においては制度などは形骸化しやすい傾向があります。皆の為に良かれと作られた制度も、やがて、皆を良くするという本質から外れ、制度を守ること自体が目的にすり替わっていくことが多々あります。現在の日本の学校においては、生徒の為という錦の御旗を掲げながら、学校側の体面や都合によって、それとはおよそ真逆の事が行われている事が多々あるように思います。
私は組織の中では、本物の学びを提供することは難しいと考え、shin MICを始めました。そして、その学びは大人にも必要なものだと感じています。クリティカルシンキングを養い、自ら疑問を持ち、調べ、考え、判断する力というのは日常生活から仕事に至るまで必要な力です。
英語が苦手でテストの点数がとれないという場合、学校や学習塾では基本的にはその処方箋を与えてしまいます。しかし、本当に大切なのは、単語を知らないから英語が分からないのか、文法が分からないから英語が分からないのか、何が分からないから自分は英語が分からないのかを分析する力です。そしてその分からない事を分かるようにするためには、どうしたら良いかを考え、実行する力です。そもそも勉強が出来る子というのは、それらを無意識のうちにやっています。こういった力は英語に限らず日常生活から仕事に至るまで、全てのベースになってくる力です。
例えばshin MICのWeb3・トレーディング講座では、投資アドバイスや投資手法を教えているわけではありません。もちろん基本知識は教えていますが、基本的には、クリティカルシンキングを養い、自ら疑問を持ち、調べ、考え、判断する力をつけることを目標に講座を行っています。実際にそれによって利益という分かり易い結果が得られています。
単なる知識の提供ではなく、クリティカルシンキングを養い、自ら疑問を持ち、調べ、考え、判断する力をつけ、本物の学びをを提供するという理念を形骸化させることなく、これからも講座を提供して参りたいと思っています。
今後ともshin MICをよろしくお願い申し上げます。
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