AIを使う側に回れなければこの先は無い！？

2024年10月10日 2024年10月10日 shinmic

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生成AIの進化が加速しており、凄まじいものがあります。また、新しいAIを使用したサービスも次々と出てきており、それらの情報全てについて行くことは、すでに不可能な状況になってきています。8月に“レイ・カーツワイル氏の衝撃未来予測と攻殻機動隊”という記事を投稿させていただきました。当時は、にわかに信じがたい内容だと感じていましたが、今では、レイ・カーツワイル氏の予測よりも早まるのではないかという気さえします。OpenAIのサム・アルトマンCEOも、数千日以内に人間の知能を超える超知能が誕生する可能性について言及していますが、ここ2、3年のうちに、現実化するような気がしてなりません。

超知能が誕生したら、どうなるのか？

全ての分野において、どんな専門家よりも知識と思考力がある超天才が、皆さんよりも遥かに安い給料で、正確に、しかも24時間体制で仕事をこなしてくれることになります。つまり多くの人が職を失うということです。日本の場合、現状、正社員は簡単に解雇できないので、新規採用が無くなることが考えられます。転職という選択肢が消えるということですね。実際にアメリカでは、一流大学を出てもAIに仕事を奪われ、就職できないという事態が既に起こり始めているそうです。

超知能が誕生することによって、近い将来、ホワイトカラーがまず消滅することが考えられます。そして超知能の誕生によりロボットテクノロジーの発展も、急加速するでしょう。そうなると、いよいよブルーカラーの消滅です。何年か前までは、AIの出現で消える仕事と、残る仕事なんて、よく記事になったりしていましたが、超知能が誕生してしまえば、全ての分野でAIが人間を遥かに上回るので、基本的に、人がやる仕事はなくなってしまいます。

そうなると、いよいよWorldcoinが、そのプロジェクトで掲げている、「AIが富を稼ぎ出すので、人はただ、その分配を受ければいい」というのが、現実味を帯びてくることになります。しかし、その過渡期では、AIを使う側の人間と、AIを使えない人間では天国と地獄の差が生まれてきます。仕事を草野球のチームに例えるなら、AIを使うということは、大谷翔平以上の選手を投入できるということであり、AIが使えないということは、素人選手で戦うということになります。当然、勝負になりませんよね。

画像生成と動画生成

下はAIに画像を作成させ、それをさらに動画にさせたものです。

パラダイス

シャングリラ

アルカディア

上の3つの動画は、理想郷のパラダイス、シャングリラ、アルカディアを、それぞれAIに対して命令文を入れて作らせたものです。例えば、最初のパラダイスは、南国の穏やかな海であること、浜辺の木には果実が実っていることなどを指示して画像を作らせ、その後、波を動かす指示をして動画にしています。リアルな感じでも、イラストっぽい感じでも、アニメっぽい感じでも、指示さえすれば作ってくれます。たった、これだけのものでも、一から手作業で作ったとしたら、途方もない時間がかかります。それをAIは一瞬で作り出してくれるわけです。人物もリアルなものからイラストチックなものまで、命令さえ与えてやれば作ってくれます。実際に企業CMなども、既にオールAIで作られたものも出てきています。CM作成もAIを使えば、出演料もいらないですし、とても安上がりになりますから、今後、AIによるCMが増えていくのではないかと思います。

AIを使わなければ生き残れない

現在、用途別に様々なAIが次から次へと出てきています。職種にもよるとは思いますが、仕事の上では文章の生成AIや情報収集用のAIを使うだけでも格段に効率が上がると思います。例えば、先日、Wikipediaの編集を頼まれたお話を投稿しましたが、本来ですと長い文章の原稿をもらって、それをWikipedia用に整形していく作業に大きく時間をとられることになりますが、AIを使えば、そういったことも一瞬で、しかも何時間もかけて自分でやるよりも、はるかにクオリティの高いものが出来上がります。アイデアを出したり、戦略をたてたり、予定を立てたりと、全てにおいてAIが必要不可欠になってきています。

個人的には、最近はAIに頼ってばかりで、バカになりそうな気がして多少の抵抗もありますが、この圧倒的な効率は使わないわけにはいきません。おそらく、今後、個人ばかりでなく、企業でもAIを導入しない企業は生き残ることが出来ないのではないかと思います。上の例えで書いた通り、AIを導入しないということは、大谷翔平以上の選手ばかりのチームと素人の草野球チームで戦う事と同じようなことだからです。

shin MICでは、ほとんどAIを触った事が無いという方向けのワークショップを提供しています。まずは、文章を生成したり、知識をもらったり、画像や音楽を生成したりして、遊びながら、AIに慣れ親しんでもらえたらと思っています。そして、慣れてきたら、いよいよAIを使ってのマネタイズです。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。