山椒の実が熟しています!(観光案内・雑学講座)

この時期、林の中を歩くと山椒の実が赤く熟して、中から黒い種が飛び出ているのを目にします。
下の写真を見ていただくと黒い種が飛び出ているのが分かりますよね。

よくウナギのかば焼きとかにかける山椒粉は、この赤い果皮の部分を乾燥させて粉末にしたものです。山椒の実は青いうちの方が香りが強いですから、実際は山椒粉は熟す前の青い実を収穫して作られているものの方が多いんじゃないかと思いますけど。

山椒の実は、青く中の種がまだ柔らかいうちは、そのまま食べることができます。よく佃煮になっているのは熟す前の青い実から作られています。また醤油に山椒の実を漬けた山椒醤油も美味しいですよね!

私個人のおすすめは山椒の実をサラダ油やオリーブオイルに漬けるものです。山椒の実を漬けた油をパスタやピザにかけると、とても美味しいです。人それぞれ好みはあるとは思いますが、私は大好きです。庭木に山椒を植えられている方などは是非一度、山椒油を試してみてください。ちなみに雌雄異株なので雄株だと実がなりません。


安曇野観光案内

shin MICの安曇野観光案内では、案内途中に野生の山椒が実をつけていれば、上記のようなお話をさせていただき、場合によっては実際に山椒の実を採取してもらったりします。案内途中では植物一つとっても面白いお話ができると思います。もちろん、それ以外にも、目にしたものに関係する好奇心をくすぐるお話をたくさん織り込ませていただいております。
観光案内が終わった後に「すごく勉強してみたくなりました!」と言って帰られるお客様が多いので、きっと、ご満足いただけるご案内が出来るかと思います。

雑学講座

もし雑学講座で山椒をとりあげたとしたら、山椒の食べ方に始まり、花、実、葉、木部の用途、薬効成分、品種、生態、名前の由来、山椒の害虫、海外での取り扱われ方等々、山椒について深く掘り下げていきます。そうすることによって普段、山椒の木を意識するようになると思いますし、何か新しい世界が開けるかもしれません。とにかく好奇心旺盛に新しい知識を入れる楽しさを、よりいっそう感じていただけたらと思っています。

お気軽にお問い合わせください!(^^)

当たり前を深堀すれば新たな世界が開けます!

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松本市で活動しているフリーランスの2人組です。
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