弱体化したロシアと孤立化するアメリカ
皆さんご存知のように、ロシアはウクライナに仕掛けた戦争により、経済力も軍事力も大きく弱体化してしまいました。仮にこの戦争にロシアが勝てたとしても、戦争前の経済力や軍事力、さらには国際的な地位を取り戻すことは難しいでしょう。仮に出来たとしても、相当、長い年月が必要だと思われます。
一方アメリカでは、トランプ大統領の仕掛けた関税戦争により、アメリカの株価は暴落、物価も高騰、さらには各国の報復により、アメリカ経済に大きな打撃を与えつつあります。そしても何よりも深刻なのは、アメリカが各国の信用を失い、世界中でアメリカ離れが起き始めていることです。またここ最近の各国のアメリカ国債売却の動きも併せると、アメリカが覇権国家から転落する兆候のようにも見えます。
ロシアもアメリカも自分たちが仕掛けたことによって、特大ブーメランをくらって、苦境に陥っているという点では似てますよね。

これらのニュースに触れると多くの人が「何、バカなことをしてくれてんだ!いい加減にしてくれ!」となります。特にウクライナに侵攻したプーチン大統領なんかは、領土欲に飢えた単なる悪の独裁者のイメージになってしまう人が多いのではないのでしょうか。しかし、ウクライナという国の成り立ちと歴史、そして長年にわたってアメリカがウクライナに対して行ってきた工作活動などを知れば、いい悪いは別にしてプーチン大統領がウクライナに侵攻した理由は多少は理解できるようになります。でも、こういった背景などは、メディアでは、ほとんど報道されません。
また、ロシアとアメリカの特大ブーメランのような事は、身近な組織や個人にいたるまで、しばしば、起こることです。
雑学講座では、ロシアのウクライナ侵攻とアメリカの関税戦争に対して知識を深めながら、事象を多面的に捉えることや、メディアとの付き合い方、さらには、特大ブーメランを食らってしまう行動パターンを身近なところに落とし込んで、みなで話し合い、考えてみたいと思います。
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