オプション取引についてーCoincall

2024年1月22日 2024年1月22日 shinmic

shinmic

講座参加者にオプション取引について聞かれましたので、簡単に書いてみたいと思います。
現段階では、Web3・トレーディング講座でオプション取引を扱う予定はありませんが、今後、Web3・トレーディング講座の参加者が成熟してくれば、その解説や、具体的な取引の仕方などを扱ってもいいかなと考えています。

暗号資産のオプション取引もCoincallを使用すれば、個人でも行う事が可能です。

オプション取引は、様々なマーケットでの投資やリスク管理において重要なツールとなっています。オプション取引が何かをご存知ない方もいらっしゃると思うので、以下、オプション取引の基本的な概念と取引の仕組みについて簡単に解説します。

オプション取引とは？

オプション取引は、将来の特定の時点で株式や商品、暗号資産を一定の価格で売買する権利を取得する契約です。これにより、投資家は市場の変動から利益を得たり、リスクをヘッジすることができます。

オプションの種類

コールオプション（Call Option）
- 権利を有する者が将来的に資産を一定の価格で買う権利を持つ。
- 価格が上昇する場合に利益を得るために利用される。
プットオプション（Put Option）
- 権利を有する者が将来的に資産を一定の価格で売る権利を持つ。
- 価格が下落する場合に利益を得るために利用される。

オプション取引の基本用語

行使価格（Strike Price）
- オプション契約において、資産を売買する価格。
- オプション権利の行使に使用される。
満期日（Expiration Date）
- オプション契約の有効期限。
- 満期日までに権利を行使しない場合、契約は無効となる。
プレミアム（Premium）
- オプション契約の価格。
- オプションを取引する際に支払う必要がある。

オプション取引の例

ビットコインの現在価格が40000ドルで、3ヶ月後に50000ドルになると予想したとします。この時、3ヶ月後の行使価格40000ドル、プレミアム2000ドルでコールオプションを買ったとします。3ヶ月後に実際に50000ドルになれば権利を行使します。その際の利益は10000ドルの利益からプレミアムの2000ドルを引いた8000ドルになります。逆に3ヶ月後に30000ドルまで下落していた場合は権利を放棄します。その場合は、プレミアムの2000ドルだけが損失になります。

次にリスクヘッジとしてオプション取引を使用する場合を考えてみます。
40000ドルで1ビットコインを現物買いしたとします。このとき同時に、3ヶ月後の行使価格40000ドル、プレミアム2000ドルでプットオプションを購入しておきます。3ヶ月後に30000ドルまで下落していた場合、現物買いしたビットコインでは10000ドルの含み損が出てています。そこで購入しておいたプットオプションの権利行使をすれば、プレミアム分の2000ドルだけのマイナスで済むことになります。

取引きの種類

取引き	勝ち条件	利益	損失
コール買い	現資産価格が上昇	無限大	プレミアム
コール売り	現資産価格が上昇しない	プレミアム	無限大
プット買い	現資産価格が下落	現資産価格が０になるまで	プレミアム
プット売り	現資産価格が下落しない	プレミアム	原資産価格が０になるまで

Coincallを使用すれば、暗号資産のコール買い、コール売り、プット買い、プット売りの全てが可能です。

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