RWA(現実資産)のトークン化が盛り上がってきてるらしい

Bitcoinの基幹技術であるブロックチェーンは世紀の大発明です。
暗号資産(仮想通貨)というと、未だに何か怪しげなものであると思われている方がけっこう多い事に驚かされますが、暗号資産とその基幹技術であるブロックチェーンは着実に社会に浸透し、世界を変えつつあります。

マウントゴックス事件が騒がれた当時、私はFacebookに「ブロックチェーンは人類の所有の概念を変える大発明かもしれいない。」なんて書いた記憶があります。土地でも家でもブロックチェーン上で所有権を管理すれば、煩わしい手続きなしに24時間いつでも簡単に取引が可能になると思ったからです。それが今、徐々に現実になりつつあるのかもしれません。

ニュースによると、最近、多くの大手銀行や大手企業が現実資産のトークン化に参入しているようです。

ブロックチェーンの最もエキサイティングなユースケースのひとつは、現実資産(Real World Asset:RWA)のトークン化だ。ボストン・コンサルティング・グループのレポートによれば、RWA市場は2030年までに、4兆ドル〜16兆ドル(約560兆円〜2240兆円、1ドル140円換算)に達すると予想されている。

CoinDesk Japan

主要金融サービス企業や大手企業の間で、Real World Asset(RWA:実世界の資産、現実資産)をブロックチェーンを使ってトークン化する動きが広まっている。ブロックチェーン業界関係者の多くは、2023年にこのトレンドがさらに加速すると楽観的だ。

株式や債券のような資産の所有権をブロックチェーン上に記録するRWAのトークン化は、ブローカーの介在なしに取引できるため、いつでも資産を売買できるという利便性をもたらす。

CoinDesk Japan

現実世界の資産(Real World Asset:RWA)のトークン化が加速する中、トークン化されたゴールドの時価総額が先月10億ドル(約1330億円)を突破したと、バンク・オブ・アメリカ(BAC)が4月13日に調査報告書で発表した。

CoinDesk Japan

RWAトークンでは、物や価値は現実世界に置き、所有権がブロックチェーンに置かれるわけですから、普及すれば一気にブロックチェーンは生活に身近なものになるような気がします。こういった試みはプライベートチェーンから始まり、やがてはパブリックチェーンに移行していくのかもしれません。

ありとあらゆるものがトークン化される未来がすぐそこまで来ているのかもしれませんね。

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shinmic
shinmic
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