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muute(ジャーナリングアプリ) | ジャーナリングのすすめ

Jun 11, 2021 学びの種
ジャーナリングのすすめ

今週からAndroidでもジャーナリングアプリのmuuteが使えるようになったので早速、使ってみた。

ジャーナリングは、日記とは違って、とにかく頭に浮かんだことを思いのままに書きだすというもので、「書く瞑想」なんて言われたりしている。特に感情的な事を書きだしたりすると、ストレス軽減にもつながり精神的にいいということが科学的にも証明されているらしい。

誰に見せるものでもないから、心の赴くままに書いていけばいい。手で実際にノートに書くのがいいらしいけど、muuteにはアプリならではの良さがある。muuteはAIが自分の思考や感情を分析してフィードバックしてくれるから、一人でもくもくと書くのと違って、ちょっとやる気もでるし、楽しい。

感情選択や、muuteが提供してくれる質問に答える形でも書くことができるから、書くことが見つからないなんて時でも、とりあえずは何かを書くことはできる。新たな自分探しの旅をAIが手伝ってくれるようなアプリで、おもしろい。

muute words
muute biorhythm
muute mind space
muute emotioin

僕は、とりあえずTwitterに投稿するような感覚で書いてみている。ただしmuuteへの投稿は他人は見ることなく自分しか見ないから、感情をさらけ出し、アイデアなど思いつくままに書いてるのが、SNSへの投稿との違いだ。

もちろん、何かテーマを決めて書いてみるのもいいし、使い方は人それぞれだと思うけれど、思いつくままに書いたものを振り返ることによって、新たな自分探しができるだろう。それをAIがお手伝いしてくれるから、楽しくジャーナリングを続けられるアプリなのだと思う。そして、とにかく操作が簡単なのが素晴らしい。

自分だけのものを書くわけだから人に見られるのは基本的には困る。muuteの設定でアプリを開くためのパスワード設定や指紋認証の設定も簡単にできるから安心もできる。

目的と手段の罠

実際のところ、自分自身のことって案外分からなかったりする。自分が本当に望んでいるものが何かを、よく認識できている人は、少ないんじゃないかと思う。子供の頃は将来の夢とか、進路を考えるときなどに、自分がどうしたいのかを、ある程度考える機会が与えられたけれど、大人になると、日々の仕事に精一杯で、自分が本当に望んでいるものを考えるということすらしなくなる傾向が多くの人にあるのではないだろうか。

そういった状況下では、目的と手段が逆転する「目的と手段の罠」に陥りやすい。例えば、家族を幸せにしたいというのが本来の望みであり目的だったとする。家族に不自由な生活をさせたくないから多くを稼ごうと思う。その為には昇進も果たさなければならないしと、がむしゃらに働く。仕事、仕事で家にいることも少なくなり、いつの間にか家族とのすれ違いが起こり始める。多少、家族との不和があっても、今、昇進を果たさなければと躍起になり、やがて、それが常態化していく。この時点で目的は「昇進」になっており、目的と手段が逆転してしまっている。僕の父もそうだったけれど、高度経済成長期には多かったパターンではないかと思う。

目的と手段の罠は、現在でもサラリーマンだろうが経営者だろうが、全ての人に起こりやすい現象だ。ひとたび目的と手段の罠に陥ると、本来の自分の望みと違った方向に、力を入れ続けることになる。しかも、本来の目的を忘れ、手段が目的になってしまっていることに気付くことが難しい。

そもそも、自分の本当の望みが何かを認識できていないケースも多いのではないかと思う。例えば「お金持ちになりたい」と思った時に、なぜ自分はお金持ちになりたいのか?を自分に問うてみた方がいい。その答えが、いい車に乗ったりブランド服を着たりして他人に見栄をはりたいなんてことだってある。そしたら、なぜ自分は見栄をはりたいのか?見栄をはることによって自分は何を得ようとしているのか?と、心が究極的に何を求めているのかを自分自身と対話して、本当の望みを認識していく作業は大切だ。自分の本当の望みと違った方向に進んでしまうと、当初考えた「お金持ちになりたい」が実現できても、何か満たされず、どこまでも渇き続けることになってしまう。

 

自分の心が本当に望んでいることを知る事や、目的と手段の罠に陥ってないかをチェックする上でもジャーナリングは有効だ。しかもmuuteの場合、AIがフィードバックしてくれるから、自分だけではなかなか気づきにくいことを気付けるってのが、ちょっと使ってみた僕の感想だ。

ブログに書いたりSNSに投稿する時ってのは、他者を意識して書くから知識を固定する時には有効だし、他者とのやり取りの中で、その知識に対する新たな気づきがあったりする。それに対してジャーナリングは、完全に自分とのやり取りだ。顕在意識と潜在意識との対話と言ってもいいかもしれない。通常、学ぶ時ってのは対象は他だけれど、ジャーナリングは自分自身について学べる数少ないツールだから、皆さんにも試してみて欲しい。muuteなら、その作業も楽しくできるようになっているから、僕としてはおすすめのツールだ。

自分自身について学ぶ旅にでかけよう!!

 

YUICHI KOBAYASHI

YUICHI KOBAYASHI

ちょっとした意識の持ち方で自分の世界は大きく広がります。人生を豊かにする楽しい学びをしていきましょう!!

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