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謎の町コフィービル(Coffeyville)–googleアナリティクスとカンザス問題

Mar 19, 2021 学びの種

SHIN MICを公開してまだわずかな期間だけど、お陰様で徐々にアクセスも増えてきている。海外からのアクセスもパラパラと見られ、北米、ヨーロッパ、インド、東南アジアからのアクセスをよく目にするようになってきた。

そんな中、毎日、Googleアナリティクスで目にするのがアメリカ合衆国のコフィービル(Coffeyville)というカンザス州南東部の町からのアクセスだ。同じアメリカでも、ニューヨークとかロスアンゼルスのような聞きなれた大都市ではなく、コフィービルという今まで聞いたこともなかった町からのアクセスがやたらと多いのだ。コフィービルって、どんな所だろうか?と、調べてみるも、人口10,000人ほどの小さな町で、こんなアメリカの小さな町から、公開して間もない、しかも日本語メインのサイトに、毎日複数人がアクセスしてくるなんて、どうしたって、おかしい。

コフィービルには一体なにがあるんだ?
謎だ!!

そこで「Google Analytics Coffeyville」で検索してみると、コフィービルからの大量アクセスに困惑している欧米のサイトオーナーは結構多いようだ。

GoogleアナリティクスはトラフィックソースのIPアドレスをサードパーティのデータソースに送信して、場所を特定している。そして、サードパーティのソースが訪問者の位置の正確な記録を持っていると判断した場合には、それを表示する。しかし、サードパーティのソースから正確な場所を特定できない場合、それがアメリカ国内であれば、不明と表示する代わりに、アメリカの地理的中心に位置するカンザス州のコフィービルを表示するということのようだ。

場所を特定できないアメリカ国内からのアクセスは全てこのコフィービルという町に表示されるということになる。つまり、コフィービルからの大量アクセスは、アメリカ国内のあちらこちらの場所を特定できないアクセスの寄せ集めということだ。だから、決して自分のサイトがコフィービルで人気があるということではない。笑

これはカンザス問題なんて呼ばれているらしい。

紛らわしいこと、この上ないけど、まあ、アメリカのどこかから毎日のようにアクセスがあるから、よしとしよう!と、こう思えるのは日本に住む僕だからであって、アメリカ国内で、このアクセス元の地理情報を見て広告戦略やマーケティングを考えている企業にしてみれば、けっこう深刻な問題なのかもしれない。

とりあえず、疑問に感じたら何でも調べてみると、こんなふうに結構、面白いことが分かったりする。そして、こうやって得た知識が、またどこかで役に立ったり、繋がったりするから、疑問に思ったことをスルーせずに調べてみるっていう意識は大事だと思う。

それでも、なんか気になるコフィービル!

いつか、機会があれば行ってみたい。(^^)

 

YUICHI KOBAYASHI

YUICHI KOBAYASHI

ちょっとした意識の持ち方で自分の世界は大きく広がります。人生を豊かにする楽しい学びをしていきましょう!!

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