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火星人と遊学のすすめ

Feb 21, 2021 学びの種

日本時間で2月19日の朝にNASAの火星探査車「パーサヴィアランス」が火星に着陸した。今後、2年間にわたり火星で生命の痕跡を見つけるための調査を行ったり、小型ヘリコプター「インジェニュイティ」の飛行試験まで行うようだ。

そして、このパーサヴィアランスとインジェニュイティの映像がめっちゃカッコいい。なんかスターウォーズっぽい。この映像を見た時、僕はアナキン・スカイウォーカーのポッドレースシーンが思い浮かんだ。なんかワクワクする映像だ。きっとこんな映像を見て、宇宙関係を目指す子供たちがたくさんいる事だろう。大人になると日常生活に追われて、純粋なワクワクを忘れがちになってしまうが、純粋なワクワクは学びの大きな種だ。

 

「青春とは心の若さである。 希望と信念にあふれ勇気に満ちて、 日に新たな活動を続ける限り 青春は永遠にその人のものである。」

 

これは松下幸之助翁が座右の銘にしていた言葉だけど、僕には、子供時代のように純粋なワクワクを持ち、学び続け、幾つになっても自分自身のアップデートを怠らないことの大切さを言っているような気がする。とにかくワクワクは人生において、めっちゃ大切な要素だ。

ちなみに、松下幸之助翁の座右の銘は、アメリカの詩人サミュエル・ウルマンの「青春」という詩をヒントに創作したものらしい。

少し話がそれてしまったが、今回の火星探査の大きな目的の一つが生物の痕跡探しだ。火星はその環境から、昔から生物が存在もしくは存在していた可能性がある言われている。地球でも深海の熱水噴水域には硫化水素を食べる細菌類がいるくらいだから、火星環境を考えれば、微生物くらいは存在してる方が自然な気がする。でも、もし火星に微生物すら存在していなかったら、生物が存在するためには、我々が未だ感知することすらできない、別次元の要素が必要なのかもしれない。

科学技術が進んだ現在も、実は我々の知識は、「大きな亀の甲羅の上に4頭の象が立ち大地を支えている」なんていう世界観を持っていた頃と、宇宙レベルから考えたら大差ないのかもしれない。

 

イギリスの作家H・G・ウェルズのSF小説「宇宙戦争」をご存知だろうか。たぶん一番最近のものだと2005年にスティーヴン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演で映画にもなっているから、そちらの方が馴染み深いかもしれない。圧倒的な科学技術力を持った火星人の地球侵略に人類は手も足も出ず逃げ惑うばかりだ。しかしそんな火星人たちも最後は地球上の微生物に感染してしまい、死滅してしまうというお話だ。

だから逆に将来的に人類が火星に移住するなんてことを考えたら、少し寂しい話ではあるけれど、火星には一切生物が存在していない方がいいのかもしれない。火星に生物が存在していたら、それらに対して免疫を持たない人類にとっては全て脅威の対象になってしまうからだ。

そして火星人と言えば、僕の中では、なんてったってアクァッホだ。
アクァッホは2chに投稿された話で「宇宙人に聞いた人類の起源」についての話だ。この話は創作物として考えてもよく出来た話で、内容的には小説にして出版すればいいのにと思わされるレベルの話だ。少なくとも、よく海外の掲示板とかに出没するタイムトラベラーと称する人たちの投稿よりも、よっぽど面白いと僕は思う。下に話をまとめてあるサイトのリンクを貼っておくので、興味のある人は読んでみて欲しい。

http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4820526.html

この話の中では人類はアクァッホと呼ばれる火星人によって作られたことになっている。ダーウィンの進化論なんかも矛盾だらけだから、アクァッホが創作物だとしても、こういった方向の話も、ちょっと真面目に考えてみると面白いかもしれない。もちろん考えたところで答えはでない。でも、考えたり想像してみたりすることが大切だ。それに、そんなことを、とりとめもなく考えてみるのは楽しいし。

このアクァッホの話で僕がいちばん面白いと思ったのは、人類の起源ではなくて、出会っている宇宙人たちだ。この宇宙人たちは、僕らが認知できる次元の外側の存在だから、我々が持っている常識が一切通用しない世界の話だ。ダークマターとかもそうだけど、我々が宇宙の中で認知できるものは、僅かなのだから、こういった世界があったっておかしくはない。

 

今回のパーサヴィアランスの火星着陸の記事は、NASAが配信する映像と共に、僕らをワクワクさせてくれる。こういった分野が好きな人は当然、興味の赴くまま、NASAが使用した技術であったり火星という星について調べたり、今後の可能性を調べるだろう。これはこれで新たな知識が得られるわけだし、自分の世界を広げていくことになるから素晴らしい。

それともう一つ、こういった学びを得るきっかけが自分に訪れた時には、上に書いてきたように、過去の映画だったり小説だったり、全くの分野違いのものと繋げて、考えたり想像したりしてみると楽しいし、場合によっては良い学びを得ることが出来ると思う。

上に書いた内容をさらに広げていけば宗教や歴史にも繋がってくると思う。日々、目にするニュースや記事の中で自分の興味が惹かれるものがあった時は、是非、遊学してみて欲しい。

YUICHI KOBAYASHI

YUICHI KOBAYASHI

ちょっとした意識の持ち方で自分の世界は大きく広がります。人生を豊かにする楽しい学びをしていきましょう!!

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